【第22回】桜の季節と販促の共通点【1分で読める小さな会社の販促極意】
なぜサクラは私たちを魅了してやまないのか?
こんにちは。
「問題解決型」会計事務所
ソルト総合会計事務所の伊藤博紀です。
いよいよわが街でも
サクラが花開き始めました。
山口市内の桜で有名な場所、
たとえば「一の坂川」や「維新公園」などは
そこかしこでスマホ片手に老いも若きも
春の風物詩である桜を画像に収めようと必死です。
そもそも
どうして私たち日本人は
これほどまでに昔からサクラに
心を奪われてしまうのでしょうか?
私なりの解釈ですが
桜という花木は、
一面をピンクにするほど
咲き乱れたと思ったのも束の間、
わずか10日ほどで散り落ちてしまう
その儚げさこそが私たち日本人にとって
胸が締めつられるくらい魅力的なのではないでしょうか。
まるで一瞬のために人生を捧げているような生き方。
それはまるで
私たちが普段なるべく考えないようにしている
「別れ」「死」「終わり」というものを
サクラが象徴的に示してくれているからでしょうか。
私たち人間は
終わりあるものに心動かされるよう
まるで神様からプログラミングされているかのように
たやすく心を動かされてしまいます。
ビジネスも同じです。
もうお気づきでしょう。
そう「限定性」の効果です。
いまや小売店、飲食店、サロンなど
ビジネスで「限定性」を使っていない店は
ほとんどないと言っても良いのではないでしょうか。
たとえば飲食店では
毎月のように期間限定の
新メニュー、新サービスがリリースされますよね。
この時期であれば
スタバでは「さくらフラペチーノ」が発売されますし
マクドナルドではテイクアウトの紙袋にまで
桜の模様が印字されて雰囲気を高めています。
他にもヘアサロンでは
新入学生、新社会人向けの
限定サービス、限定キャンペーンが定番です。
このように
ビジネスでも言わずもがな
・今しかない
・特別な内容の
・意味あるプラン
がお客様の「需要喚起」に効果的。
「限定性」の種類で言えば、
・期間限定である(締め切り効果)
・コラボ等、オリジナル(希少性)
・社会的なトレンド(バンドワゴン効果)
などなど
それは勿論
「限定性」に弱いという
私たちの性質を逆手に取った
ある意味「不可避」の戦略でしょう。
このブログで
何度も何度も取り上げていますが
↓↓↓「第4回ビジネスで成果を出す公式」↓↓↓
どんな業種、業態であろうと
ビジネスで成果を出す方法の鉄則は
ビジネスの「打率」となる
「成約率」「反応率」「買上げ率」などを
高められる施策をたくさん実施すること。
効果の高い施策を量産するには
「限定性」効果は私たちにとって
生み出しやすい戦略の1つと言えるでしょう。
私たちの周りを見渡してみてください。
世の中は「限定性」であふれ返っています。
いまや限定性vs限定性でどちらが優れているか。
そこまで考えて商品・サービスを考える必要がありますね。
売上を上げるには
「販売促進」活動がきわめて大事。
つまり
大きく2つの販促、
・新商品・サービス開発
・限定キャンペーン実施
この
計画(Plan)→実施(Action)→評価(Check)→改善(Action)の
売上を上げるためのPDCAサイクルを回し続けて
常にビジネスが上手くいく確率を上げていくことが大切です。
でも、
経営者だって人間。
なかなかペースが掴めないことが多いもの。
そんな時こそ
外部のコンサルタントなどを活用して
寄らば文殊の知恵、ペースメーカーとして
使い倒していただきたいものです。
ソルト総合会計の伊藤は
いつでも経営者である
あなたのご相談にお乗りしますよ?
ぜひ下記までお気軽に連絡ください。
コラム監修者紹介
ソルト総合会計事務所
経営財務支援 伊藤 博紀
中国地方に展開する広告代理店に勤めた後、地元山口の広告会社の立ち上げに参画。5名で始めた会社はわずか1年で16名の組織となる。マネージャーとして自らも企業が大きくなる際の様々な「壁」を経験。もっと企業の役に立ち、地元を盛り上げたいとの想いを強くする。山口から全国展開している営業・販促・PDCAにフォーカスしたコンサルティング会社に転職。小規模企業を中心に8年で100社以上、さまざまな業種業態と年商800~10数億まで幅広くコンサルティングを経験。広告代理店で培ったプロデュース力には定評があり、集客の仕組みづくりとコンバージョン率アップを得意とする。