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【第13回】言葉より大切なもの【1分で読める小さな会社の販促極意】

脳の認識には順番がある!

いやー早くも2月になりました!

まだまだ寒い日が続きますが
日没までの時間が少しずつ長くなったり
日差しによっては春のように暖かい日もあったりと
季節の変化を予感させる日も増えてきました。

ところで
四季を表わす言葉は多いのですが
イメージを一瞬で理解するという意味で言えば
「色」で四季を表現した方が手っ取り早くないでしょうか。

私たち人間と
動物を決定的に分けるもの。

それが何かと言われたら
やっぱり「言葉」「文字」になるでしょう。

「言葉」があるから
私たちは複雑なニュアンスを伝える
コミュニケーションをすることができ、
高度な社会性を築くことができたと言っても
過言ではないのではないのでしょうか。

しかし、
こと「販促」に関して言えば
実はそうではないのです。

言葉よりも
大切なものがあるんです。

それは
「大きさ」「色」「形」の概念です。

というのも
人が何かを見つけ認識するとき、
「大きさ」→「色」→「形」→「文字」
の順に情報処理しているんです。

たとえば街中で
「ボウリング」と書かれた「看板」より
ピンの形をした大きな「立体看板」の方が
はるかに素早く目につき理解できると思いませんか?

また、
ホームセンターの「ニトリ」のイメージと言えば
ロゴの形より店舗がライトグリーンと白の2色の
イメージの方が強くありませんか?

ですから
私たち素人と
プロのデザイナーさんを
決定的に分けることになるスキルは
デザイン、クリエイティブの中における

「メリハリ」(大きさ)
「色」(3色以内、配色)
「カタチ」(オリジナル性)です。

私も広告代理店に
10年ほど在籍していましたが

広告・クリエイティブの世界では
使用する色をなるべく3色以内に抑えることが
基本中の基本と言われています。

「色数」が多いと
観ている人の目が散ってしまって
結局、伝えたいことが伝わらず、
目的である「反応」を得にくくなってしまいます。

こういった
私たち人間が持つ
本能的な習性を理解しておくことが
優れた情報発信、販促を行なう上でのベースとなります。

・化粧品のパッケージングは
どうしてバイカラー(2色配色)が多いのか。

・高級食パンブームをけん引した
岸本拓也さんプロデュースの店舗の
圧倒的な集客力の一端にある「立体看板」の存在。

などなど
世の中のいたる所で応用されています。

あなたのビジネスの販促物は
この原理に則った構成になっているでしょうか。

もしそうでないなら
情報伝達力が毀損されている可能性が高いです。
デザイナーさん等にバランスを整えてもらうだけで
一気に販促物の反応が高まることが期待できます。

是非この機会に
チラシやパンフレット、
ホームページに至るまで

本当に販促物が
人の目を止めるのに
効果的になっているかを
この人間の認識順を意識して見直してみては?

実は、
ソルト総合会計事務所にも
バリバリのデザイナーがいるので
そういった相談にも乗っていますよ。
良かったらぜひご一報を!

コラム監修者紹介

ソルト総合会計事務所
経営財務支援 伊藤 博紀

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