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【第31回】A型看板を使い倒す【1分で読める小さな会社の販促極意】

反応の出る情報発信の基本構造とは?

こんにちは。
「問題解決型」会計事務所
ソルト総合会計事務所の伊藤博紀です。

店舗系ビジネス
とくに飲食店にとって
決して欠かしてはならない販促ツール。
それが「A型看板」です。

A型看板とは
店舗の入り口に設置される
移動できる小型の「立て看板」の一種で

横から見たときに
「A」の形に見えるために
こう呼ばれているものです。

飲食店の入り口や
理美容店の前などに
A型看板が設置されているのを
ご覧になったことがあるのではないでしょうか。

それくらい街中で
一般的に使われているA型看板ですが
効果的に設置されているケースは
実はあまり多くありません。

とくに
偶然、通りかかった店や
前から気になっていた店など

とくに初めて訪れる店は
店内の雰囲気が分からないから
なんだか入店しずらいもの。

誰しも経験したことがあると思いますが
この入店の心理的ハードルは厄介です。

その心理的ハードルを
取り去ってくれるのがA型看板です。

しかし、
どうして効果的でない
A型看板がなくならないのかというと

広告・PRの
基本構造を知らないために
通行人にきちんと伝わっていないからです。

では、
広告・PR・情報発信の
基本構造とはいったい何なのか?

これについては
以前にブログでも解説しました。

そうです。
この中で述べた「広告の3要素」です。

念のために復習しておくと

私が考える
広告が効果的に機能する
「広告の3要素」とは、

反応が出る
広告の3要素として

1、キャッチコピー
2、本文(内容の詳細)
3、行動喚起(calltoaction)

この3つがきちんと揃うこと。

1、まず「キャッチコピー」で
通行人・お客様の目をとめる

2、次に、「ボディコピー」と呼ばれる
商品・サービスの機能・特徴を伝える部分で

・どんな商品・サービスなのか?
・どこが他と違う優位点なのか?
・これまでの実績
・お客様の声

などで商品・サービスの魅力と
それを証明する「証拠」を提示する。

3、「行動喚起のパート」で
具体的なアクションにつなげる
(入店、問い合わせなど)

店前に設置するA型看板であれば
「お気軽に入店して商品をご覧ください。」など
お客様が次にどう行動すればよいか伝える。

これが
「広告の3要素」にのっとった
効果的な「A型看板」の活用の仕方。

街中を歩いていると
A型看板はよく見かけますが

「キャッチコピー」がないから
チラッと見るだけで足が止まらない。
「行動喚起」がないから店内に入らない。
こんな状況をよく見かけます。

これは何も
A型看板に限らず
他の販促物でも同じなのですが
「広告の3要素」を意識することで
反応率が変わってくるので実践をお勧めです。

あなたの会社の
マーケティング動線の中で
すべての顧客接点で広告の3要素を意識して
全体の反応率を大きき上げていきましょう。

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