会社設立で重要な事業計画書の作成ポイントとは?
山口県防府市の【ソルト総合会計事務所】です。
会社設立をする際には、決めなければならないことが多岐に渡りますが、その中でも事業計画書の作成は非常に重要です。
そこで今回は、会社設立で重要な事業計画書の作成ポイントを3つピックアップして紹介します。
会社設立で重要な事業計画書の作成ポイント
その1 競合について記載する
事業計画書を作成する際は、競合の調査が非常に重要になります。
例えば、事業計画書に競合についての情報がない場合、事業についてきちんと考えているのか疑われてしまうリスクがあるのです。
また、競合の現状を調査することで、自分の会社の戦略に利用できる場合もあるので、事業計画書を作成する際は競合の調査をして、情報を事業計画書に記載するといいでしょう。
その2 整合性の取れた内容を記載する
事業計画書には、事業の計画だけを記載するだけでは不十分だと判断される可能性が高いです。
そのため、資金調達などの際に理解してもらえるように、数値や計画以外の情報も記載するといいでしょう。
また、ただ情報を盛り込んで膨大な資料を作るのではなく、できるだけ簡潔な資料にまとめることも重要になります。
視覚的に凝ったものを作成するよりも、シンプルで整合性が取れた内容で作成することが大切です。
その3 根拠のある数値を記載する
先述したように事業計画書には事業の計画の他にも、数値を記載することが重要ですが、その数値に実現性があるか根拠が問われるケースも存在します。
特に「売上が5%増加」「売上が50万円増加」といった収支の見込みに数値を用いる場合は、可能な限り具体的な根拠や裏付けを記載するようにしましょう。
理由としては、資金調達などで事業計画書が見られる際には、変化の激しい経済環境の中で提示した数値目標をどのように実現するのか、客観性のあるデータや根拠に基づいた事業計画書が求められるからです。
以上、今回は会社設立で重要な事業計画書の作成ポイントを3つピックアップして紹介しました。
事業計画書を適切に作成することで、出資や融資など資金調達の際にも有利になる可能性が高いため、事業計画書の作成でお困りの際は一度当事務所にご相談ください。
当事務所は会社設立に力を入れており、設立後のサポートも行っております。山口県防府市で会社設立をお考えの際は、お気軽に【ソルト総合会計事務所】までご相談ください。
コラム監修者紹介
ソルト総合会計事務所 所長
公認会計士・税理士 山本 将之
EY新日本有限責任監査法人、株式会社YKプランニングを経て、2015年に山口県防府市にてソルト総合会計事務所(山本将之公認会計士・税理士事務所)を開業。「スピードと情熱」「積極的な提案」を大切にし、中小企業の経営支援・課題解決に組織的に取り組んでいる。