会社設立の手続きで税理士は必要?相談をしないことで発生するリスクを解説
山口県防府市の【ソルト総合会計事務所】です。
会社設立手続きは、多くの税理士事務所で相談することができます。会社設立自体は、専門家に相談をしなくてもご自身で調べて行うこともできますが、この時点で税理士に相談をしないことで発生するリスクがあることをご存知でしょうか。
全ての方に当てはまる訳ではありませんが、今回は”会社設立の際に税理士に相談しないことで発生する可能性の高いリスク”を3つピックアップしてご紹介します。
税理士に相談するか迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。
税理士に相談をしないことで発生するリスク
面倒な手続きに追われ設立後のビジョンを熟考することができない
会社設立の際には定款作成や登記申請書の作成など、様々な所で色々な手続きをしなければなりません。
日頃からそうした業務に慣れている専門家に相談すればすぐに手続きは終了しますが、相談しないで自分でやろうとすると大きな手間になります。
そうなると心身共に疲れてしまい、肝心な会社設立後のビジョンを考えたり、広告戦略などを熟考出来なくなるリスクが発生するのです。
会社は設立することがゴールではありません。
面倒な手続きはその道のプロに任せ、自分が出来ること・やりたいことに時間をかけるようにしましょう。
創業融資などの制度を利用出来ない可能性も
会社設立の際には創業融資やケースごとに使える補助金・助成金制度などがありますが、利用するためには審査に通過しなければなりません。
これを専門家に相談せず、自分で必要書類の作成をすると、審査する側に分かりづらい文章を書いてしまう可能性もあります。
そうなると審査に落ちる可能性も高くなり、スタート時から躓いてしまうリスクも発生するのです。
税理士に相談すれば、審査側に伝わりやすくなりますし、書類不備などのトラブルの可能性も極端に低くなります。
税理士への相談料を節約できても、結果融資が受けられないのでは意味がないのではないでしょうか。
使える制度は確実に使えるようにするためにも、プロに任せるとよいでしょう。
払わなくてもよい税金を払う羽目になるかも
税理士による節税対策ができなければ、払わなくてもよい税金を払ってしまい、経営を圧迫し続けることにもなりかねません。
また、税理士に相談しなければ、法律的な思わぬミスでトラブルを回避できない可能性もあります。
そうなると追徴課税が発生しますし、金銭的にはもちろん対外的な信頼性も失ってしまうリスクも考えられます。
以上、今回は会社設立の際に税理士に相談しないことで発生する可能性の高いリスクをご紹介しました。
税理士に相談をすれば、今回ご紹介したようなリスクを避けることにも繋がりご自身の手間も削減できるので、メリットの方が多いのではないでしょうか。
当事務所でも、会社設立の手続き相談サービスも行っており、資金調達のサポートも可能です。
経営者のベストパートナーとして依頼者様が相談しやすく、話しやすくなるように心がけておりますので、防府市で税理士をお探しの際はお気軽に【ソルト総合会計事務所】へお問い合わせください。
コラム監修者紹介
ソルト総合会計事務所 所長
公認会計士・税理士 山本 将之
EY新日本有限責任監査法人、株式会社YKプランニングを経て、2015年に山口県防府市にてソルト総合会計事務所(山本将之公認会計士・税理士事務所)を開業。「スピードと情熱」「積極的な提案」を大切にし、中小企業の経営支援・課題解決に組織的に取り組んでいる。