【第25回】PDCAサイクル後半は『振り返る』が中心【1分で読める小さな会社の販促極意】
「振り返る」を次に活かすことで PDCAは福利効果になる!
こんにちは。
「問題解決型」会計事務所
ソルト総合会計事務所の伊藤博紀です。
前回のブログで
広島東洋カープの試合観戦に
行ったことをお話ししました。
コロナ禍ぶりの
野球観戦を存分に楽しみたかった私は
旅の「行程表」まで作って臨みました。
やり過ぎですかね(笑)
広島駅に着いたら駅ビルでお昼食べて
試合観戦後は流川でお酒飲んで美味しいご飯食べて
翌日はショッピングであの店を回ろうみたいな。
行き当たりばったりも
もちろん旅の醍醐味の1つですが
私は臨機応変に動くのがストレスを感じるタイプなので
「行程表」は一種のリスク軽減策でもあるんです。
予定を作ることで
事前にシミュレーションすることになり
当然、行き当たりばったりよりも
物事が上手くいく確率は高くなりますよね。
旅行くらいであれば
事前に計画を立てることで
目的はほぼ達成できると思いますが
それがビジネスだったらどうでしょう。
ビジネスは
不確実性だらけの世界なので
少しでも成功確率を上げていこうと思えば
一度の経験を無駄にしないことが大切。
つまり、
行動を「振り返る」ことで
効果的な行動と、無駄な行動を峻別していく。
そして上手くいくよう「再計画」すること。
予定や計画に対して
実際はどうだったのか?
いわゆる「予実管理」で
「仮説」と「結果」の因果関係を分析して
傾向と対策を立てることが大切ですよね。
なぜ大切かというと
「予実管理」を厳密に実施することで
仮説→結果→再計画というサイクルの
精度や確率がどんどんアップしていくから。
何事もそうですが
一連のビジネス活動の中で
どこかの要素の成功確率がアップすれば
プロセス全体の成果も増えることに。
とくに
1日は24時間と有限ですし
ヒト、モノ、カネ、情報の経営資源も
時間と同じように限りがあるものなので
PDCAは生産性など効率アップに効果的。
1、上手くいく仮説を立てて
「計画」(Plan)に落とし込み
2、計画通りに進めながら(Do)
現場で気づき・学びを抽出する
2、結果を「評価」(Check)して
効果的な行動とそうでない行動を峻別、
4、改善策を盛り込んで「再計画」(Action)へ。
また、
PDCAサイクルを回すのに
ただ漠然と行動するのではなく
KPI(重要業績評価指標)を決めておけば
モニタリングや計測が容易に。
PDCAサイクルが
上手く回らない理由で多いのが
Plan(計画)しても計画倒れ。
やりっ放しで振り返ることがなく
要するにAction(再計画)まで進まない。
本当は
PDCAを何回転もさせることが
ビジネスの成功確率をアップする
たった1つの方法なのにです。
ちなみに
1日たった1%ずつでも
ビジネスを改善し続けることができれば
単純計算で
1×1.01×1.01×…を365日で
なんと元の数字の30数倍になる計算に!
これって
凄くないですか!?
いわゆる「複利」の効果ですね。
複利とは
運用したものを再投資することで
利息が利息を生んでふくらんでいく効果。
同じように
PDCAを回せば回すほど
改善に改善が重ねられていき
大きな成果につながります。
これも
ちなみにですが
私はちょっとした1泊旅行でも
「行程表」を作るクセがあるので
作るのが無駄に上手くなりました(笑)
さて、
マネジメントで大事なPDCA。
あなたはきちんと回せているでしょうか。
人間は弱いですから
ペース作りは1人では難しい。
そんな時は外部のコンサルタントに
ペースメーカーを依頼するのも1つの手。
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