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【第14回】冬フェス集客【1分で読める小さな会社の販促極意】

ポジショニングは競合との陣地の取り合い!

画像はFUKUOKA MUSIC FEST 2023ホームページから

こんにちは。
「問題解決型」会計事務所
ソルト総合会計事務所の伊藤博紀です。

先日、
福岡PayPayドームで開催された冬フェス
「FUKUOKA MUSIC FEST 2023」に参戦してきました。

私自身、若い頃から屋外で開催される
いわゆる「夏フェス」に何十回と参加してきて

屋内で、冬に開催されるフェスには
参加した経験がいままで無く
どんなものかと興味しんしんです。

実は
第1回開催となった昨年も
チケットを購入し参戦予定だったのですが
全国的なコロナ感染拡大の余波で
一緒に参戦予定の人が県外渡航禁止となったため
私も不参加となり今回はリベンジ回でした。

第2回目となる今回も
「FUKUOKA MUSIC FEST 2023」
いたる所で告知が行なわれていたものの
各種チケットは残席がいくらかある状態。

実際に
参加してみた感想としても
2万人を超える参加者がいたものの
PayPayドームのアリーナ席とスタンド席の
最大収容人数を埋めるほどではありませんでした。

ただ、
フードエリアや物販会場は
溢れんばかりの人と行列で混み合っていて
大きなイベントの運営の難しさを再認識。

さて、
今回の開催を受けて
もしあなたがイベンターだったら

来年2024年の「福フェス」を
満員御礼のイベントにするには
どのように改善すれば良いでしょうか?

まず、
今回のイベントの趣旨を
ホームページから拾ってみましょう。

それによると、

福岡に本拠地を構えるプロ野球球団
「福岡ソフトバンクホークス」、
音楽専門チャンネル「スペースシャワーTV」、
カルチャーショップ「BEAMS」の
3社がプロデュースする音楽フェス。

福岡の地がプロ野球のみならず
エンタテインメントの発信の場となれば、
という願いを込めて開催する趣旨だそう。

そして、
どこからか鼻息荒く
「日本を代表する屋内音楽フェスに!」との
野望がひしひしと伝わってくるイベントです。

音楽フェスの
マーケティング戦略として考えるなら
ジャンル、開催場所、開催時期、
アーティストラインナップなどが
密接に絡まりあって動員人数に影響を与えるでしょう。

ちなみに
私が第1回から参加している
地元山口の夏フェス「WILD BUNCH FEST」では
夏フェス好きの若者の嗜好に合わせて
彼らが好きなパンクロック中心のアーティスト構成。

一般的には
あまり知られていないかもしれない
コアなバンドばかりで集客リスクはありますが
その分、各バンドには熱烈なファンも多いので
遠方からも参加が見込まれ、さらに物販売上も期待大。
そういう戦略を意図的に取っていると思われます。

多数のライブを手掛けて
音楽イベントの開催ノウハウが豊富な
「夢番地」(岡山県)が主催なのも大きいかもしれません。

これに対して
FUKUOKA MUSIC FESTでは
ロックバンド系を中心にポップス系、
アイドル系なども盛り込んだ大衆向けのラインナップ。

より多くの人に
リーチする可能性は高いけれど
嗜好性という部分では広く浅く、
「熱狂的」というファンには届かないかもしれない。

私の場合、
「メロコア」と呼ばれるジャンルが好きなので
今回2023年の「福フェス」ではせいぜい1つか2つ
興味のあるバンドがいるくらいです。

だったらそれよりは
自分の好きなジャンルがたくさん揃う
夏フェス系のイベントにやっぱり足を運びたくなります。

そう、この考え方は
以前にもこのブログで紹介した、

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

【1分で読める小さな会社の販促極意】
「第11回 ニッチかマスか?広さか深さか?」
の考え方とまったく同じです。

ビジネスにおいて
どちらが正解ということはありませんが


こと中小企業に限ってはマス戦略を取ってしまうことは
何かと間違いの始まりです。

なぜなら中小企業とは
ヒト・モノ・カネ・情報のリソース(経営資源)が
限られていることこそがその定義の1つなのですから
そのリソースすべてが潤沢な大手企業や先行者と
同じ土俵で戦ってはいけないんです。

では
FUKUOKA MUSIC FESTは
どこで特徴を出すべきなのでしょうか?

そのヒントが
福フェスでのライブ中にありました。

アーティストが
口々に言っていたのが

そのアーティストにとって
「今年はじめてのフェス」だったということ。

競争戦略と考えた場合
アーティストのラインナップで
他フェスと差別化するのはけっこう難しい。
いまや日本全国津々浦々でフェスが開催されているからです。
福岡には6月に「NUMBER SHOT」という夏フェスもある。

「違い」を作るという点では
フェスの開催時期にはチャンスがあるかもしれません。

全国的に見ても
いまのところ1月に開催される
音楽フェスで大規模なものと言えば
1月最終週の「SUPER SONIC OSAKA」くらいで

アーティストの発言からヒントを得た
「新年初のFESTは福フェスから」というコンセプトは

各アーティスト新年1発目のフェスという
他にないポジショニングが取れるので
もしかしたらやり方次第で化けるかもしれない。

マーケティングにおいて
もっとも大切なことはフックの強い
他にない
「違い」を創り出すことです。

同じ販促策をかけても
商品・サービスに強いフックがある方が
効果がまったく変わってくるからです。

あなたのビジネスの
商品・サービスは市場の中で
独自のポジションを持っているでしょうか?

かつて
USP(Unique Selling Proposition)
「他にない自社独自の強み」
という
マーケティング用語が流行ったように
ビジネスの本質は付加価値の提供なのですから。

私たちと一緒に
もう一度考えてみませんか?

コラム監修者紹介

ソルト総合会計事務所
経営財務支援 伊藤 博紀

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