資本金はいくらにすべき?決める際のポイントをご紹介
山口県防府市の【ソルト総合会計事務所】です。
会社設立を希望されている方から、よくいただくご質問の一つに「資本金の決め方」があります。
実際、資本金はどれくらいの金額に設定するのが良いのでしょうか?
今回は資本金の決め方について参考にすべきポイントを三つピックアップしてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
◆資本金の決め方
⑴取引先からの信用や見られ方を意識する
資本金はその会社の信用度や体力の指標として見られます。
特にBtoBビジネスでは、取引先を資本金の額で選定する会社もあるので、BtoBビジネスの場合は、取引先からの見られ方も意識すると良いでしょう。
⑵3ヶ月から6ヶ月の運転資金を資本金とする
会社を設立をしたばかりの時は、事業がうまく回らないこともあります。
こうした事態も想定し、3ヶ月から6ヶ月の運転資金を資本金としておくと良いでしょう。
⑶消費税免税を考慮しておく
資本金を1,000万円未満にすると、消費税の免税を受けることができる場合があります。
1,000万円以上だと、消費税の免税を受けられないだけでなく、決算時の法人住民税が高額になるというデメリットもあるので、こうしたポイントも考慮しておきましょう。
以上、今回は資本金の決め方についてご紹介しました。
他にも行う事業によっては国などの許認可の際に、最低の資本金額が定められていることもありますので、確認しておきましょう。
当事務所では、会社設立の手続き相談サービスも行っており、初回のご相談は無料で承っております。
経営者のベストパートナーとして依頼者様が相談しやすく、話しやすくなるように心がけておりますので、防府市で税理士をお探しの際はお気軽に【ソルト総合会計事務所】へお問い合わせください。
コラム監修者紹介
ソルト総合会計事務所 所長
公認会計士・税理士 山本 将之
EY新日本有限責任監査法人、株式会社YKプランニングを経て、2015年に山口県防府市にてソルト総合会計事務所(山本将之公認会計士・税理士事務所)を開業。「スピードと情熱」「積極的な提案」を大切にし、中小企業の経営支援・課題解決に組織的に取り組んでいる。