防府市の方言と税金用語
みなさんこんにちは(^^♪
ソルト総合会計事務所の田村です。
防府市の方言
「また、じらくってから」
「すいばりが刺さっちょった」
「はあ、わや」
「ぶちせんない」
当事務所がある山口県防府市では、こういった言葉が使われています。
しかし、それが方言で、別の場所で育った人には通じない、
ということを意識している方はいらっしゃるでしょうか。
上記の言葉は、標準語では
「また、じらくってから」→「また、わがままを言っている」
「すいばりが刺さっちょった」→「木の棘が刺さっていた」
「はあ、わや」→「もう、滅茶苦茶」
「ぶちせんない」→「大変、面倒です」
となります。
会計事務所でよく使う言葉
長く会計事務所の仕事をしていると、自分たちが使う言葉、
特に「専門的な用語が周りの人には通じない」
ということに気がつかなくなります。
「納特(ノウトク)の届け出は出していますか?」
「所得税は乙欄(オツラン)でひいて下さいね。」
「簡易課税(カンイカゼイ)の方が有利ですね」
上記の言葉は会計事務所で働いていると、
日常的に出てくる会話です。
「納特(ノウトク)」も「乙欄(オツラン)」も
「簡易課税(カンイカゼイ)」も、よく聞く言葉です。
大切なのは「お客様への配慮」と「思いやり」
しかし、我々のお客様はどうでしょうか。
中にはご存じの方もいるかもしれませんが、
ご存じない方も当然多くいらっしゃいます。
自分(もしくは自分の会社)のことだから知っているだろう、
もしくは自分が知ってるのだから、相手も知っているというのは思い込みです。
わからなければ、聞けばいいのですが、
毎回「すみません。それはどんな意味ですか?」と聞けるでしょうか。
そのうち、会計事務所の担当者は
いつも小難しい言葉を使っていて話がよくわからない、
ということになってしまいます。
結果としてどんなに正しいことを伝えていても、
信頼関係は徐々に損なわれるかもしれません。
言葉というのは、全て自分が思った意味で相手と共有出来るとは限りません。
『自分が話す言葉は相手に通じているのかな?』
「お客様への配慮」と「思いやり」を忘れず、お客様と関わっていきたいものです。