【第5回】差別化の本質とは?【1分で読める小さな会社の販促極意】
こんにちは。
「問題解決型」会計事務所
ソルト総合会計事務所の伊藤です。
先日、所長の山本と
はるばる長崎県の会計事務所に
1泊2日の見学会に行ってきました。
長崎県と言えば
オランダとの貿易の歴史や
風光明媚な景色も魅力の観光地。
私なんて
20年ぶりくらいに訪れたので
ワクワクした気持ちがとどまることを知りませんでした。
所長と私も到着してすぐに
長崎港のすぐそばの飲食店で
美味しい海鮮丼をいただきました。
さてさて、
食べ物や観光の話は
そろそろ置いといて
本題に入りましょう。
今回の訪問の目的は、
新たな「競争優位」の獲得検討です。
私たち
会計事務所、税理士事務所の業界では
一般的に「税務会計支援」が主力のサービスです。
そこで
さらに付加価値の高いサービスと言われる
「管理会計」「未来会計」の普及に成功している
有名な会計事務所を訪れて目で見て、実際に教えを請い、
自社にも積極的に取り入れようという狙い。
どんなに競争の激しい業界、
コモディティ化しまくった
レッドオーシャンの市場でも
真に独創的だったり、
業界でも先進的な取り組みで
顧客に高い付加価値を提供することで
圧倒的な競争力で
価格競争にも巻き込まれず
成功している会社があるものですよね。
ところで長崎も
数ある観光地の中でも
競争力のある観光地だと言えます。
ブランド総合研究所が行なった
「市区町村『観光意欲度ランキング』2020」によると
全国に
1,700ほど自治体がある中で
長崎市の順位は13位。
北海道、沖縄、京都など
名だたる観光都市に交じって
大健闘と言えるのではないでしょうか。
では何が
長崎市の魅力を支えているのか?
真っ先に頭に浮かぶのは
オランダ貿易から生まれた異文化情緒。
ご存じのように
欧米との唯一の接点であった長崎。
歴史的な事実は塗り替えることはできず、
他の観光都市が真似したくでも出来ません。
このように
ビジネスでは自社独自の
「強み」をもって差別化するのが
競争に打ち勝つ王道ですよね。
同じように
ソルト総合会計事務所も
所長の山本が監査法人出身で
公認会計士&税理士のリソースを活かして
「問題解決型」会計事務所を標榜しています。
また、
社内にデザイナーがいたり
私のように販促コンサルタントがいたりと
ダイバーシティな組織だからこそ出来る
付加価値の高いサービス提供を目指しています。
そこで、
過去会計とも言われ
起こったことのデータ分析をする
従来の「財務会計」だけではなく
「管理会計」「未来会計」という
会計データを使って未来を予測しよう、
会社を成長させる経営計画を作りましょう
というのが管理会計・未来会計の概念。
先の見えない
VUCAの時代に対応遅れは致命的。
そうならない為には経営の「見える化」と
成長のための「計画」とPDCAが必須です。
会計事務所だからこそ
裏付けある数字のデータを提供できるし、
不確実な未来の羅針盤となりうる。
山口県でも
こんなサービスを提供できたら
地域ビジネスに貢献できそうでワクワクします。
さて、
あなたの会社の競争優位はどこでしょうか?
あなたのビジネスの差別化要素は何でしょうか?
私たちと一緒に考えてみませんか?
P.S.
長崎が地元の方に
トルコライスの有名店に
連れて行ってもらいました。
なんでも創業1973年。
私が生まれるよりもっと前です。
トルコライスはなんと186種類。
これも他にはマネできない
立派な「差別化」の1つですね。
コラム監修者紹介
ソルト総合会計事務所
経営財務支援 伊藤 博紀